前回の記事で、「ダイヤモンドヘッドの下山中にちょっとしたハプニングに遭遇した」と書きましたが、今回はその時のお話です。
頂上からワイキキの青い海と空の絶景をたっぷり堪能し、「いやー、ハワイ最高!」と気分良く下山を始めた直後のことでした。
■ 急階段で立ちすくむ海外のおばあちゃん
ダイヤモンドヘッドのルートには、途中でかなり急で長い階段を降りるポイントがあります。

※この階段、下から見上げるとこんな感じ。結構エグい角度ですよね。
そこを降りようとした時、途中で海外のおばあちゃんが完全に立ちすくんで狼狽していました。足がすくんでしまって、一歩も動けなくなっていたんです。
ところが、周りの観光客は誰も気にも留めずに、おばあちゃんの横をどんどん通り過ぎていきます。
その光景を見て、私は思わず「え!? なんでみんなスルーしてんの!? 心配してるオレがおかしいの!?」と戸惑いました。でも、どう見ても困っているご様子。これは放っておけません。
■ 咄嗟に出た言葉は「Can I help me?(私を助けて?)」
私は英語は読むことはなんとなく少しだけできますが、日本語で喋ってるのか英語で喋ってるのかを聞き取ることさえ困難なので会話はほぼできません。しかも難聴ゆえに、日本語でさえ発音が怪しい50代のオヤジです笑
でも、こんな時にそんなの関係ない!と思い、咄嗟に身振り手振りで手を差し出しながら声をかけました。
「キャン・アイ・ヘルプ・ミー?」
……ええ、お気づきでしょうか。 「Can I help YOU?(手伝いましょうか?)」と言うべきところを、焦りと英語で対応するという緊張で堂々と「私を助けてくれる?」と言い放ってしまったのです(笑)
私の怪しい発音の英語(しかも意味は逆w)がちゃんと伝わったかは定かではありませんが、意思はしっかり通じたようです。おばあちゃんはホッとした表情で、私の手を取ってくれました。
■ 一段一段、「スローOK」で下山
そこからは、私が手を差し出しておばあちゃんの手をしっかりと握り、一段一段ゆっくりと階段を降りていきました。

私からかけられる言葉は、「スローOK(ゆっくりで大丈夫だよ、合ってるか知らんけどw)」くらい。それでも、繋いだ手から安心感が伝わってくれたのか、無事に階段の一番下まで降り切ることができました。

下まで着くと、おばあちゃんは笑顔でお礼を言ってくれたのですが、悲しいかな、何と言っているのか全く聞き取れず(笑)。
でも大丈夫!そこまで行ったら、先に降りていた私の友人が待っていました。彼は英語ができるので、「この方、家族とかお連れさんはいるのか聞いてみて」とバトンタッチ。
友人を通じて聞いてもらったところ、「家族は頂上の方にいるから、ここで待っているから大丈夫よ。本当にありがとう」とのことでした。無事で本当によかったです。
■ 言葉の壁も、耳のハンデも関係ない
英語が話せなくても(例え意味が逆でも?w)、耳が少し不自由でも、「困っている人を助けたい」という気持ちと、差し出す手さえあれば、ちゃんとコミュニケーションは取れるんだなと実感した出来事でした。
トライアスロンの翌日に、こんな素敵な国際交流(?)ができるなんて、本当に思い出深いダイヤモンドヘッド登頂になりました。
さて、無事に下山した後は再びBikiに乗って帰るわけですが……。 実はハワイの自転車ルール、日本人が勘違いしやすいトラップが結構あるんです。一歩間違えると高額な罰金を取られることも!?
次回は、私が過去に婦人警官にガチで怒られた体験談も交えて、「ハワイのBiki・自転車リアル交通ルール」についてお話しします!


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